「自転車日本縦断」旅の記録 〜12日目〜

12日目:8月10日(木)くもりのち晴れ 最高気温36度

8時10分頃ビジネスホテルを出発。
国道53号を北上。
日本原高原というところまで来た。
見晴らしが良くなる。

ここから先は徐々に登坂になりスピードが落ちる。
この登りで中国山地を越えて日本海側に行くことになる。
フロントはいつしかインナーギアへ。
思ったよりキツイ。
やっとの思いで登りきる。

峠は黒尾トンネル付近。
トンネルに入るとすぐに下り坂になる。
今度はハイスピードで峠を下る。
メーターは時速50キロ超!!
この荷物で時速50キロ超は少し怖い。
荷物が慣性で振られる。


後、道の駅「清流茶屋かわはら」で一休み。
大きくて新しいキレイな道の駅だ。
道の駅内にファミリーマートがあるのも珍しい。
道の駅に畳の休憩場所があったので一時間ほど仮眠をとる。


方4時半くらいに出発。
すぐに川沿いのサイクリングロード「因幡自転車道」に合流する。
やはりサイクリングロードは車がいないので快適だ。

下流に行くほど、どんどん道幅が広くなっていく。
このサイクリングロードは、ありがたいことに今日の目的地「鳥取砂丘」まで続いている。


取砂丘のすぐとなりには「柳茶屋」という無料のキャンプ場がある。
本日はここにテントを張る。

柳茶屋キャンプ場のすぐとなりにサイクリングの合宿所?みたいな施設があって。
大学のサイクリング部が合宿にきていた。
「あ~、なんかすげ~楽しそう。いいな~」


ャンプ場には風呂もシャワーも無いので、
すぐ近くの国民宿舎「砂丘の家」まで自転車で行ってみた。

「すいませ~ん。入浴だけ出来ますか?」

飛び込みだったので断られるかと思ったが、500円で入浴させてもらった。

「ありがたい」


呂から上がると7時半ころ。
食べ物を何も持っていなかったので次は食料調達である。

しかし、あたりはすっかり暗くなっていて民家はおろか街灯もほとんどない。
真っ暗な道をペツルのヘッドランプを頼りに自転車で5分くらい走ると、
民宿らしき建物の一階に明かりが。

看板は「民宿オアシス
一階は売店風になっているので中に入ってみた。

「すいません、何か食べ物ありますか?」とお店のおばあちゃんに聞くと
「何も売ってない」と言われた。

たしかに店の棚にはお菓子すら無かった。


めて帰ろうとしたとき、「どんべえ(カップうどん)でもいいか?」と言われた。

「もちろん。喜んで!!!」
「じゃあ、そこにお掛けなさい」

ハラペコなのに飯ぬきになるかと思ったのでホントにうれしかった。


ばらくすると、おばあちゃんがお盆を持って隣の部屋から来た。
お盆の上には、なんと、どんべえとゴハン。
さらに、いわしの煮魚とラッキョウがのっていた。

「えっ!こんなに!!」

めちゃめちゃ嬉しかった。
ごはんも「お代わりしなさい」「漬物も食べなさい」
最後に御代はどんべえだけでけっこうです」と、なんて優しい人なんだろう。


りがとうございました。
ここは旅人にとってホントに「オアシス」だった。


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本日の走行距離89km


宿泊費:        0円
食費等:2,500円

合 計:2,500円

スタートからの総走行距離:969km
スタートからの総出費:56,060円


Text&Photo  No.308 オグ



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