HARD ROCKY'S CAFE -5-

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すっかり春ですね。

ティーサーブの石楠花(しゃくなげ)が満開になり、
毎朝脇を通って出動するとき
その咲きっぷりと甘い香りにしばし和みます。


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天気も落ち着かないこの季節、
「ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しづこころなく はなのちるらむ」
の一首が思い浮かびます。
(中学生のころ、百人一首オタクのスパルタ国語教師に無理やり100首憶えさせられたこともあわせて思い出します。憶えられない生徒は赤点+坊主の無情宣告が...。
すぐ殴る化学教師や酸欠になるまでやらされる体育の名物スクワットなど同窓会での話題にこと欠かない我が母校ですが、最近では保護者会で問題になりノーマル学校に成り下がってしまったらしい。なんとなく寂しい気も)

 土曜日はこれまた4-5月並の暖かさだったそうで、
朝起きて幕張メッセ「恐竜大陸」に行こうか、
いやいややっぱりここは台東区青海で絶賛開催中「エイリアン展」
(地球外生物との交信の最新情報など見逃せない展示がもりだくさんらしい)
をまず優先させるべきかな、などと二日酔いと10時間睡眠のけだるい頭で迷っているうちに再び睡魔に襲われて布団の中へ。

 気づいたら昼過ぎ。
 残り物のリゾットとカップラーメンでとりあえずお腹を満たし、
結局近所の杉並区立郷土博物館へ行くことに。

 博物館は善福寺川沿いにあるんですが、このあたり一帯はずっと公園になっています。
 この日は梅と桜のちょうど谷間で人出はそれほどでもなくゆったりしていて、
ベンチでのんびりトマトジュースカクテルを飲んでいると時間の流れが止まったかのようで不思議な心地でした。

 ほろ酔い加減でいざ博物館へ。
 源頼朝が蹴った岩の裂け目から泉がわき川になったという伝説を持つ善福寺川ですが、
なぜか頼朝をさかのぼること3万年も前に人々が住んでいた痕跡がつぎつぎと...。
 武蔵野台地にあって水にも困らないこの場所は、
旧石器→縄文→弥生→古墳時代と絶えず人が住んでいたようで
古代人にとってもかなり住みやすい所だったことが分かります。
 
この博物館、展示がすっきりしていて分かりやすい上に、
江戸時代の民家が保存されていたりして(囲炉裏があって実際に燃してます)
かなり力入ってます。
 ただ一番驚くのはこの博物館の建っている場所。
もともとここは公家の嵯峨家邸だったそうで、
清朝最後の皇帝溥儀の弟溥傑に嫁いだ浩(ひろ)も住んでいたそうです。
そんなビッグな人のゆかりの場所がご近所さんだったりする。
 
東京の街は知れば知るほど奥深くてたのしいところですね。

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Text&Photo by No.1225 ロッキー

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