HARD ROCKY'S CAFE −13−

rky.JPGのサムネール画像





学で習った生物のH先生は、
そのひょろっとした体つきと、黒目が妙にキョロキョロして
時折手を前にたらすしぐさからカマキリを連想させた。


業は退屈でつらいものがあったが、寝てるととたんに機嫌悪くなる。

仕方ないので眠いのを我慢して、なんとはなしにぼんやり先生の顔を見る。

するといつの間にか頭の中が「カマキリ、カマキリ、...」になって、それがますます増幅されていって爆発しそうになる。
ついには我慢しきれず「カマキリ!カマキリ!」と無性に連呼したくなる衝動に駆られる。

かしこの人、かなり偏屈で露骨にエコヒイキする人なのであとあと面倒なことになるのが嫌で、何とか理性を保って、いつもすんでのところで踏みとどまっていた。

どうしても我慢できない時はちり紙に「カマキリ」と数回書いて、
前の席の眠そうな頭に投げつけることで気を紛らわしていた...。




まぁそんなネタはいいとして、そんなH先生の話で唯一覚えているのがイナゴの話です。

イナゴは一匹で生息してる時は普通のバッタのようですが、
数が増えてくると食べ物を奪い合って性格も凶暴になってくるそうです。

食べ物を食い尽くすと集団で移動を始めます。
当然イナゴが大量発生すると農家の人はたまりません。

で、飛行機やヘリコプターを使って上空から農薬を散布します。

もちろん、中途半端な薬では少し数が減るだけですぐに増えてしまうので、
結構きつめの薬で根絶やしにします。

終的には、根絶やしにして→一件落着、...といいたいところなんですが、
そう簡単ではないようです。

やれやれ落ち着いたかと一息ついていると、必ずいるらしいのです、
ムクムクっと動き出すものが。

仲間の99.99%(99.999%?)が息絶えても、なお生き続ける最強イナゴ。



そんなスーパーサイヤ人級のイナゴのことを考えながら自転車で走っていると、
ふと分離帯に咲くサツキ(五月だけに!)が目に入りました。

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年は大変な猛暑で沿道の多くのサツキが枯れ、痛々しい姿に切なくなったりもしました。

枯れなかったものも疲れきった様子だったので冬を乗りきれるか心配だったのですが、
春には新しい芽をふき、とうとう花が咲きました。

そんなたくましいサツキを見ていると、なんだか力づけられます。



内でも意外と生き物が多くて、思いがけない発見があると楽しいですよね。
(六本木通りのケヤキの木にコクワガタ見つけました!)



たくましいサツキや、ましてやしぶといイナゴになる自信はありませんが、
なんだかんだいっても毎日自転車走ってる。

つくづく健康ってありがたいものだなと改めて感じました。



ツキ咲くこの季節、ケシも見ごろをむかえているとの話を小耳にはさみ、さっそく見に行ってきました。



西武線を乗り継いで降り立った「東大和市駅」

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のあたりはまだまだ畑が広がりのどか

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前にある「東京都薬用植物園」

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たー!これがケシの花

あへん法でケシは二重の柵の中で栽培されることが決められていますが、
この時期は特別で一重の柵から見られる。

花言葉「恋の予感」とはかけ離れてるような...。

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シの花は一日で散ってしまいます。

花が散ると残った部分がどんどんふくらみこの部分に切れ込みを入れると汁が出てくる。

これを精製するとアヘンになる。

(全てとなりの老夫婦の会話による)

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シの花から見るとこのようになります。

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ちらは植えられるケシのなかま。

ポピーなど。

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ぶも残ってる。

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にさくカキツバタ。

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室にはカカオの実。

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まあ、こんな週末でした。




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