HARD ROCKY'S CAFE −27−

rky.JPGのサムネール画像






話になった高校の数学教師は二次関数や直線を解答用紙に描くとき、
線を途中で切ることなく用紙いっぱいに表せといっていました。


ので、グラフを描くときは解答用紙の名前欄などを無視して上からめいっぱい表を描くことになります。

 「線というのは人の意思とは関係なしに、宇宙空間を無限に走り続けるのである」ということらしい。

 

 また、日本史の時間でロシアがシベリア鉄道を複線化する事業のところで「鉄道というものは単線から複線にすることで輸送効率が無限大になる」と話していて妙に納得させられたのを憶えています。

 シベリア鉄道が単線のときは、東方でことが起こると軍事物資を大量に輸送することになりますが空っぽになった鉄道を西に戻す余裕はありません。

 それで東方で行き場を失った鉄道はそこら辺にポイポイ捨てられたそうです。

 

 人が作り出すものは無駄が多くて一方通行ものが多く、反対に自然の仕組みは循環型で一見永遠に続くようにもみえます。

ところが宇宙がビッグバンから起こったとすれば、やっぱり自然を大きな視点で見たら一方通行型でいつか終わりがあるのかもしれません。



円はくるくる走り続けるという意味では無限ですが、自己完結していてなんとなく見ていて安心します。

ところが線というのは暴れん坊で厄介です。

とにかく無限に走り続けるということしか決まっていないのでたまりません。

急に横にそれるかもしれないし、来た道を引き返してくるかもしれない、とにかくハラハラさせられて落ち着く暇がありません。



 「サイクル」という名のわれらが自転車。

 自己完結型の円が無限の可能性を秘めた線を描く。

 

なんとなく夢膨らみますよね。

Text&Photo No.1225 ロッキー

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