
開港150年祭で盛り上がる横浜。
蒸し暑い土曜でしたが、「海のエジプト展」が始まったと小耳にはさんだのでさっそく行ってきました。

エジプトの古都、アレクサンドリア沖の海中探査によって2000年位前に栄え、クレオパトラによって幕を閉じるプトレマイオス朝時代の様子がわかってきました。
日本でいうと縄文や弥生時代なのでまだ土器中心ですが、さすがにエジプトは先をいっています。
発掘されるのは石製のものや鉄製品なので保存状態がとてもいいです。

石製スフィンクス。
他にも鉄製の鍋や青銅製のスプーンなんかを見ると、最近作られたんじゃないかと思えるほどとてもきれいです。

とにかくスケールでかい。
当時のファラオの石造で高さ5メートル超えてます。
うちのデジカメが顔認識する程のリアルさ。

何かの壁かと思ったら、ファラオの業績を称える石碑でした。
6メートル以上の高さで形象文字がびっしりと刻まれています。
地中海貿易の中心として栄華を極めたアレクサンドリアですが、その後はローマやペルシアの支配などずっと属国に甘んじることになります。
無常観に浸りながら、野毛の「お気楽イタリアン居酒屋」で一杯やって帰りました。
Text&Photo No.1225 ロッキー