
人間の悪いところは動物と異なる点全てですよ。でお馴染みの飛田です。
あ、そういえばプラナリアっているじゃないすか?
ほらあの小説にも出てきたプラナリアですよ。
世の中ではゲルさんかプラナリアかっていうぐらい盛り上がってますけど。
まぁあの友達思いの憎い奴の事ですよ。
プラナリアって長いっすね。略しましょうか。何がいいすかね。
プラさん。ナリア。ラナリア。鈴木さん。
これですね。小松さんでいきましょう。プラナリアはこれから小松さんでいきますんで。
こんにちわ小松さん。ごきげんよう小松さん。
小松さんってさぁ、いい人なんだけどいい人どまりだよねぇ。
小松さんの料理まじやべぇよ。おい!ちょっとそこの・・・・
まぁその小松さんはですよ。切っても切っても再生するわけです。
たとえば頭を二つに割ったとしますよね?
そしたらその二つの頭それぞれから頭ができちゃうんすよね。
つまり二つの頭の小松さんができるわけです。
力強い小松さんは切っても切っても死なないで再生していくわけです。
凄いでしょ?
まぁその小松さんにね、ある人が実験をしたわけです。
餌を置くんすよ。んでそこに光を当てるわけです。
これを何回か繰り返すとね、そりゃ頭悪い小松さんっすけど気づいちゃうわけですよ?
あ、光があるところには俺の餌があるんだと。トンネルの先は銀世界なんだと。
んで意地悪なあいつは光だけをあてるようにするわけです。
それを何回も何回もくりかえしますよね。
そうすると何回も小松さんは光の方にいったりきたり。
そんな小松さんにも我慢の限界があるわけです。
何回も繰り返しすぎると、ピタッと何のリアクションもしなくなるんすよねぇ。
何でだと思います?
これね、飽きるんじゃないかって言われてるんすねぇ。
小松さん単細胞なのに飽きちゃうんすよ。
際限なく繰り返される単調な行動にね。
これ衝撃じゃないすか?
小松さんはそのまま死んでしまうんすよ?
小松さんですら飽きるのに、人間の俺たちが毎日同じことの繰り返しだったらやべぇっすよ。
まぁだから何の話だって言われると、まぁ何も言えないすけど。
そんな小松さんは環境変化に弱いんで、そこんとこよろしく。
Text by No.1075 飛田給