長距離のフライトの中、やる事と言えば、お決まりだが音楽を聴くか映画を見るか本を読むかしかない。
とりあえず時間をつぶす事に専念する。

途中、窓の外から見えたアラスカ近辺の氷河が広がる風景には圧倒された。


世界は広い、自分の知らない景色は五万とある。
世界戦に参加する事も楽しみだが、毎年新しい風景に出会える事も旅の醍醐味である。

12時間のフライト時間は終わってみるとあっという間だった。
飛行機の高度が下がり始め、窓の外にはカナダの街が広がりぐんぐんと近づいてくる。
着陸の瞬間もまた轟音が鳴り響き、僕らは無事トロントのピアソン空港へと降り立った。


清潔感のある大きな空港内、成田空港と比べても遜色はない。


出国ゲートを苦戦しながらも通過し、自分たちの荷物を回収する。
自分の荷物の無事を確認するまで決してホッとはできない。
なぜか毎年そういう思いになる事が必ず起きてしまうからだ。

何とかみんな荷物の無事を確認し、市内へと向かう。
まずはダウンタウンにある宿『スイートハートB&B』へ行くためにバンタクシーを拾い、
ドライバーに宿の住所を伝える。

・・・が、いまいちわかってないらしく、しょっちゅう地図を見返している。
街の中心へ近づくにつれて高層ビルが目立つようになり、
トロントのシンボル・CNタワーが姿をあらわした。

でかい。でかすぎる。
今では世界2番目のようだが、東京タワーの比ではない。
街のどこへ行こうとこのCNタワーが見える。
街を知らない僕たちにとって重要な目印になってくれそうだ。

タクシーの中からぼーっと街並を眺めていると、ふと東京にいる錯覚に陥る。
トロントと東京。遠く離れてはいるが、何か似ている気がして少し落ち着いた。

Text & Photo No.974 モンモン
とりあえず時間をつぶす事に専念する。

途中、窓の外から見えたアラスカ近辺の氷河が広がる風景には圧倒された。


世界は広い、自分の知らない景色は五万とある。
世界戦に参加する事も楽しみだが、毎年新しい風景に出会える事も旅の醍醐味である。

12時間のフライト時間は終わってみるとあっという間だった。
飛行機の高度が下がり始め、窓の外にはカナダの街が広がりぐんぐんと近づいてくる。
着陸の瞬間もまた轟音が鳴り響き、僕らは無事トロントのピアソン空港へと降り立った。


清潔感のある大きな空港内、成田空港と比べても遜色はない。


出国ゲートを苦戦しながらも通過し、自分たちの荷物を回収する。
自分の荷物の無事を確認するまで決してホッとはできない。
なぜか毎年そういう思いになる事が必ず起きてしまうからだ。

何とかみんな荷物の無事を確認し、市内へと向かう。
まずはダウンタウンにある宿『スイートハートB&B』へ行くためにバンタクシーを拾い、
ドライバーに宿の住所を伝える。

・・・が、いまいちわかってないらしく、しょっちゅう地図を見返している。
街の中心へ近づくにつれて高層ビルが目立つようになり、
トロントのシンボル・CNタワーが姿をあらわした。

でかい。でかすぎる。
今では世界2番目のようだが、東京タワーの比ではない。
街のどこへ行こうとこのCNタワーが見える。
街を知らない僕たちにとって重要な目印になってくれそうだ。

タクシーの中からぼーっと街並を眺めていると、ふと東京にいる錯覚に陥る。
トロントと東京。遠く離れてはいるが、何か似ている気がして少し落ち着いた。

Text & Photo No.974 モンモン